不定愁訴とは
病院で精密検査を受けても原因がはっきりしないのに、本人にはとても不快な症状で、日常生活に支障をきたすような心や身体の様々な不調のことを不定愁訴といいます。具体的には、ホット・フラッシュ(急激にのぼせて顔が赤くなる)、熱感、発汗、冷え症、イライラ、だるさ、疲れやすい、無気力、肩こり、腰痛、むくみやすさ、肌の乾燥、憂うつ、不安感、不眠、食欲不振、めまい、動悸、耳鳴り、頭痛などの心身の症状が挙げられます。
精密検査でも異常がわからない
西洋医学では、異常数値や異常所見がなければ病気とみなされないため、どの病院やクリニックに通ってみてもはっきりした病名がわからず、また症状も改善しないまま、神経内科や心療内科への受診を勧められてしまう方もいるようです。
不定愁訴こそ漢方の得意分野です
不定愁訴の治療は漢方治療がもっとも得意とするところであり、ホルモン分泌や自律神経などの体内バランスを正常化させることにより、身体症状と精神症状を一体的に改善することができます。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
冷え性にはさまざまなタイプがあります
冷え性は女性特有のものと思われがちですが、最近では生活習慣などの変化に伴って、老若男女を問わず冷えを感じる人が増えています。客観的な数値などで表すことができない症状なので、自分が冷え性であることに気付いていない人も少なくありません。
冷え性にはさまざまなタイプがありますが、大きく大別すると、そもそもの熱量が少ないために全身を温めることができず身体全体が冷えているタイプと、身体の熱量は十分あるものの、その巡りが悪いために身体は温かいのに身体の一部分(例えば、手、足)のみが氷のように冷えているタイプとに二分できます。そして、冷え性でお悩みの方の多くは血行不良を伴う後者のタイプとなります。
冷えは万病のもと
冷え性は漢方でいうところの未病の段階にあり、西洋医学では治療の対象としていませんが、冷え性をそのまま放置しておくと、頭痛、肩こり、むくみ、不眠、肌荒れなどの多くの身体の不調や月経不順、不妊症などの女性特有のトラブルにもつながってしまいます。
冷えを取るだけで多くの症状や疾病が改善
冷えは免疫力まで低下させますので、あらゆる症状や疾病に関与します。逆に、その冷えを取ることによって、思いがけない副次的な効果を実感することでしょう。漢方のちからで身体を温めることで複数の症状や疾患が改善された、という方々の声を多く耳にします。冷え性の原因や生活習慣、体質などはおひとりおひとり異なりますので、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
よく眠れていますか?
日本人の5人に1人は不眠で困っているといわれています。不眠の原因はストレスや疲労、生活リズムの乱れなどによるものが多く、特に日々多忙な方は仕事や家事などに追われることで自然な睡眠リズムが乱れ、睡眠の質も悪くなりがちです。更にストレスや疲労が溜まると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が副交感神経にうまく切りかわらず、常に身体が活動状態になり眠りに入りにくくなります。
対症療法に頼っていませんか?
日本の不眠治療は、西洋薬を用いた薬物療法が主流です。しかし、長期に渡る服用や過剰投与による依存や朝まで作用が残るなどの副作用が懸念されています。また、不眠には必ず原因がありますが、日本ではその原因を探し出さないまま睡眠薬を服用している人が多いといわれています。
漢方薬は不眠を引き起こしている原因を取り除くことで身体本来の睡眠リズムを取り戻し、より自然なかたちで睡眠に導いてくれます。
本来の睡眠リズムを取り戻しましょう。
漢方薬で乱れている体内バランスを整えることが不眠の治療だけでなく、他の疾患の改善や予防にもつながります。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその方に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
頭痛に振り回されていませんか?
日本人の4人に1人が頭痛で困っているといわれています。一般的には、首や肩の凝りに起因する緊張型頭痛と脳内血管の収縮と拡張に起因する片頭痛で困っている方が多くいらっしゃいますが、とりわけ片頭痛はその性質上拍動に合わせて波を打つようなズキンズキンという痛みを伴い、緊張型頭痛と比較して重く鋭いものといわれています。痛みによって仕事や家事に支障が出てしまうケースも多く、生活の質を大きく下げてしまいます。
危険信号、見て見ぬふりを続けますか?
頭痛が起こると、どうしても手っ取り早く痛み止め薬に頼ってしまう方が多いようです。その場合、一時的に痛みが取れるかもしれませんが、頭痛の原因が改善されたわけではありません。頭痛は身体からの危険信号です。これからもその危険信号を無視して痛み止めを飲み続けますか?
体内バランスを整えましょう。
漢方薬で体内バランスを整えることが頭痛の治療だけでなく、他の疾患の改善や予防にもつながります。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその方に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
生理は心身の健康バロメーター
生理不順は、体内の不調が表面化する病態です。生理不順が起こっている場合、月経周期の乱れ以外にも、生理痛、腰痛、腹部のはり、下痢、便秘、乳腺のはり、眠気、不眠、不安感、イライラ感などのような多くの症状(月経随伴症状)が現れることがあります。
また、生理不順や生理痛に悩んでいる女性に共通しているのが冷え性です。身体の冷えは不妊症を起こしやすくしてしまいます。
根本治療をおすすめします
婦人薬(ピルなど)や鎮痛剤を服用し、対症療法的に何とか乗り切っている方が多いようです。日常生活に支障をきたすほどの症状にお悩みでしたら、漢方薬で原因から改善してみませんか?
その他の心身の不調も一緒に改善
冷え性を合併している場合の多い生理不順や生理痛に婦人薬だけで対処するのは不充分です。漢方薬で精神的な安定を図り、自律神経の機能を正常化させ、体内バランスを整えることが必要です。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその方に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
体内バランス、乱れていませんか?
不妊症とは、子供を望みながら2年以上子供ができない夫婦のことをいい、夫婦の約1割にみられるといわれています。その原因は女性のみならず男性にも存在しますが、その根本的なところは、体質的に血行が悪く、身体も生殖機能も冷え切っており、本来備わっているはずの体内バランスが乱れているところに起因します。
血の巡りを良くする、身体を温める
西洋医学では、血の巡りを良くする、身体を温めるといった概念や治療法がないため、血の巡りが悪く冷えきった状態の身体のまま治療が施されます。そのため、必要以上に不妊期間が長期化してしまっている場合が少なくありません。
漢方薬で血の巡りを良くして身体を温めると同時に体内バランスを整えながら、身体本来の性殖機能を活発化させ、妊娠しやすい身体づくりをしていきましょう。
妊娠・出産しやすい母体の環境を整えます
漢方薬は、子宮・卵巣・精巣などの身体の部位を直接治療するのではなく、体内バランスを整え、妊娠しやすい身体へと導きます。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその方に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
ホルモンバランスの乱れ
閉経を迎える前後10年(45歳くらいから55歳くらいまで)を更年期といいます。 更年期が訪れると女性の身体は閉経に向かって卵巣機能が低下しはじめ、女性ホルモンの分泌が減ってきます。この期間、ホルモンの変動に身体がついていけずに起こる不調の総称を更年期障害といいます。女性ホルモンが減少すると月経が止まるだけでなく、自律神経にも異常が生じ、心や身体のさまざまなところに不定愁訴が出てきてしまうのです。
また近年は、ストレスや生活習慣の乱れなどが原因となりホルモンバランスが乱れ、30歳代から発症する若年性更年期障害も増えています。男性も50歳を過ぎた頃から女性と同じような症状が現れることがあります。女性に比べて緩やかですが、男性ホルモンの減少が影響しています。
女性ホルモンが減少するのは自然の摂理です
西洋医学では、更年期障害の原因である女性ホルモンの低下をその補充によって補うという対症療法を用いますが、その調整はなかなか難しく、乳がんなどの女性特有のがんの発生頻度を上昇させてしまう可能性があるといわれています。
漢方では、女性ホルモンが減少するのは自然の摂理と捉えていますので、西洋医学で用いられるホルモンの補充療法は行わず、この期間の症状を改善するために症状に応じて漢方薬で対処します。
心身の不調を同時に改善
漢方薬は更年期障害による身体症状と精神症状を一体的に改善することができます。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその方に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
免疫システムの誤作動
自己免疫疾患とは、本来自分の身体を守るために働く免疫システムが、何らかの原因により誤作動を起こし、自分自身の身体を攻撃するようになる病気のことをいいます。
また、アレルギー疾患とは、体外からの異物に対して起こる免疫システムの誤作動のことをいいます。
免疫システムが誤作動を起こすことに起因する疾病は様々ありますが、その代表的なものとして、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーテス(SLE)などの膠原病や潰瘍性大腸炎、クローン病、橋本病、バセドウ病、Ⅰ型糖尿病、花粉症、アトピー性皮膚炎などが挙げられます。
炎症を抑えるだけでは治らない
西洋医学での治療は、誤作動を起こした免疫システムが引き起こす炎症を抑えたり、その免疫システム自体を抑え込んだりする対症療法がほとんどです。しかし本来求められているのは、誤作動を起こしている免疫システムを正常化することです。
免疫システムの正常化へ
漢方薬のちからで免疫システムの暴走を食い止め、免疫システムを正常な状態へと導きます。症状を引き起こしている原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なり、そのすべてを勘案してその方に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
お肌が教えてくれます
肌荒れやニキビ、シミ、じんましんなどといったお肌のトラブルの原因は、生活習慣の乱れ、ストレス、偏食、ホルモンバランスの乱れなどです。すなわち、お肌は自分自身の心と身体の状態を教えてくれているのです。
お肌は内臓の鏡
お肌に不調が出ると、どうしてもお肌だけのことを考えてしまい、塗り薬や化粧品などに頼りがちです。しかしそうした場合、一時的に症状が改善されたとしても、お肌に不調が出やすい体質は変わっていませんので、同じ症状を繰り返してしまうことも少なくありません。お肌は内臓の鏡、ともいわれています。お肌のお悩みを根治的に改善するには、身体の内側から改善する必要があります。
お肌を美しく保つ
漢方では、お肌のトラブルが起きている部位をピンポイントで治すことだけを目的とするのではなく、お肌のトラブルを引き起こしている根本的な原因を改善させることを目的とします。根本的な原因が改善されることによって、他の疾患の改善や予防にもつながります。お肌トラブルの原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なりますので、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドロームとは、代謝異常に起因する肥満に糖尿病、脂質異常症、高血圧症が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態のことをいいます。この健康と病気の間の状態の段階で適切に対処することができれば、動脈硬化性疾患へ発展する危険性を大幅に減少させることができます。
未病を治す
漢方では、この健康と病気の間の状態を未病という概念で捉えて、病名が特定できない段階であっても身体の不調を治していくことが最善の治療法であると考えています。西洋医学では積極的な治療法がほとんどなく、食事療法と生活習慣の改善が主体となりますが、漢方では気、血、水などの体内バランスの乱れを整えることにより、代謝できる身体へと導くことができます。
代謝をコントロール
代謝とは、身体に取り込んだ食べ物などをエネルギーに変換したり、排出したりする一連の流れのことですが、自分の体質に合った漢方を取り入れることで上手に代謝できるようになれば、余分な脂肪を効率よく減らすことができるようになります。代謝が悪い原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なりますので、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
なぜリバウンドしてしまうのか?
ダイエットの基本は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識して、食事や運動などのバランスを調整することにありますが、それ以前に大切なのが体内バランスの状態です。体内バランスが乱れていると代謝が悪くなり、余分な水分や脂肪などを身体に溜め込んでしまうのです。この太りやすい体質のままダイエットを続けても、費用対効果が悪く、すぐにリバウンドしてしまいます。
自分の体質を見極める
古今東西、流行りのダイエット法がメディアを賑わせますが、流行りのダイエット法が自分の体質に合っていなかったり、過度の食事制限や運動を行うことにより、逆に気・血・水が欠乏して体内バランスを崩すこととなってしまい、結果的に体調を崩したり、肌の調子が悪くなったり、老化を早めたりしてしまいます。何より大切なことは、自分の体質を見極めることです。
体質改善に取り組みましょう
漢方薬で肥満の根本原因である太りやすく痩せにくい体質を、太りにくく痩せやすい体質へと改善します。また、漢方薬は西洋薬と異なり、ただ単に痩せるためだけではなく、美容と健康に多くのプラス効果をもたらしてくれます。肥満の原因や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なりますので、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。
アンチエイジングとは
アンチエイジングは一般的に抗老化と訳されますが、ただ単に老化に抵抗するだけでなく、本来の目的は、誰しも避けては通れない老化という現象を穏やかにして、おひとりおひとりが本来持っている生命力や美しさを最大限引き出すことにあると考えています。健康な人をさらなる健康な状態へ、と導く予防医療と捉えることもでき、これは漢方でいうところの「未病を治す」という考え方に通じます。
ひとつ上の自分へ
身体の内側が衰えていれば、いくら高価な化粧品や美容外科の施術などを利用したとしても、短期的かつ表面的にしか取り繕うことしかできず、中長期的に美しさを保つことは困難です。漢方のちからで体内バランスを整えて、ひとつ上の自分に会いに行きませんか?
本来の生命力や美しさを引き出す
体内バランスの状態を見極め、体質に合った一番効果的な漢方や自然食品を取り入れることで、おひとりおひとりが本来持っている生命力や美しさを最大限引き出すことが、本来のアンチエイジングにつながります。心身の状態や生活環境、体質などはおひとりおひとり異なりますので、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。