冷え性にはさまざまなタイプがあります
冷え性は女性特有のものと思われがちですが、最近では生活習慣などの変化に伴って、老若男女を問わず冷えを感じる人が増えています。客観的な数値などで表すことができない症状なので、自分が冷え性であることに気付いていない人も少なくありません。
冷え性にはさまざまなタイプがありますが、大きく大別すると、そもそもの熱量が少ないために全身を温めることができず身体全体が冷えているタイプと、身体の熱量は十分あるものの、その巡りが悪いために身体は温かいのに身体の一部分(例えば、手、足)のみが氷のように冷えているタイプとに二分できます。そして、冷え性でお悩みの方の多くは血行不良を伴う後者のタイプとなります。
冷えは万病のもと
冷え性は漢方でいうところの未病の段階にあり、西洋医学では治療の対象としていませんが、冷え性をそのまま放置しておくと、頭痛、肩こり、むくみ、不眠、肌荒れなどの多くの身体の不調や月経不順、不妊症などの女性特有のトラブルにもつながってしまいます。
冷えを取るだけで多くの症状や疾病が改善
冷えは免疫力まで低下させますので、あらゆる症状や疾病に関与します。逆に、その冷えを取ることによって、思いがけない副次的な効果を実感することでしょう。漢方のちからで身体を温めることで複数の症状や疾患が改善された、という方々の声を多く耳にします。冷え性の原因や生活習慣、体質などはおひとりおひとり異なりますので、そのすべてを勘案してその人に適したものをご提案させて頂きます。ぜひ一度ご相談ください。